助産師について

当院産科病棟では横浜市内でも有数の分娩件数があり、分娩介助のスキルアップの機会にも恵まれています。妊娠~出産~産褥~育児を通して病棟と外来の周産期チームで妊産婦が安心できる環境づくりを心がけています。
母子同室では、褥婦の母乳育児への意思を尊重し、退院後の生活をイメージできるようケアを行っています。
CTGモニターカンファレンスやNCPR研修、緊急時のシミュレーションを医師・他部門と協働して行うなど自己研鑽を積むには最良の環境です。

連携図
連携図
産科病棟
産科病棟
助産外来
助産外来

教育体制

当院では日本看護協会「助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)」に基づき、段階的にステップアップできるよう指導を行っています。
一年目には「分娩振り返りシート」を使用し、一件一件の分娩を丁寧に振り返ることで、その後の実践に活かしています。

助産師クリニカルラダー

※右にスクロールすると全ての内容が表示されます

レベル レベル1
(新人)
レベル2
(新卒2年目)
レベル3
(経験3~5年目)
レベル4
(経験6~8年目)
レベル5
(経験9年目~)
到達目標
  1. 指示・手順・ガイドラインに従い、安全確実に助産ケアができる
  2. 8階新生児室1ヶ月教育ローテーションを通じて、病態とケアの理解、家族との関わりを知ることができる
  1. 健康生活支援の援助の為の知識・技術・態度を身につけ、安全確実に助産ケアができる
  2. 産科外来における保健指導・診察介助を担当することができる
  3. ハイリスク事例についての病態と対処が理解でき、支援のもと判別及び初期介入ができる
  4. 正常な乳房ケアができる
  5. 母親学級の内容を知ることができる
  1. 助産過程を踏まえ個別的なケアができる
  2. 個別的な保健指導ができる
  3. ハイリスク・ローリスクの判別及び初期介入ができる
  4. 乳腺炎等の異常への対処ができる
  5. 母親学級を担当することができる
  6. 看護学生指導の役割をとることができる(4年目)
  7. 助産学生指導の役割をとることができる(5年目)
  1. 入院期間を通して妊産褥婦・新生児の助産を責任を持って実践できる
  2. ハイリスクへの移行を早期に発見できる
  3. 指導的な役割をとることができる
※助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー/CLoCMiP)レベルⅢ認証制度アドバンス助産師認証取得を目指します。
  1. 病棟の管理的な役割をとることができる
  2. ローリスク・ハイリスクともにスタッフに対して、教育的な関わりができる

助産師メッセージ

二木 真衣
(2013年入職)