がん看護外来特集!第1回目は!
こんにちは。看護部室です。
今回はがん看護外来特集!と致しまして、がん看護外来について、がん看護外来で活躍する皆さんについてご紹介します!
第一回目は、リンパ浮腫療法士の吉沢さんです!ぱちぱち👏
様々な思いから今に至り、そしてそこにはいつも患者さんへの想いがあること。感動しました!
リンパ浮腫療法士・AEAJ認定アロマセラピスト
吉沢 美穂看護師
リンパ浮腫療法士とは、乳がんや腹部のリンパ節郭清手術後などに起きるリンパ浮腫にたいし早期に予防指導を行ったり、リンパ浮腫となった患者さんのケアをする仕事です。
2019年4月に資格獲得し、外来・化学療法室で予防ケアを学びながら、2020年10月よりリンパ浮腫外来を後任しました。
毎週火曜日と木曜日の午後を担当し、外来予約患者さんと入院中の術後のリンパ浮腫予防指導に行っています。活動日は3~6件/日を担当しています。
普段は外科外来に所属し、診察時に浮腫症状が見られる患者さんの対応する事もあります。
浮腫に対しての出会いは、以前勤務していた重症心身障害者(児)施設での利用者の足がむくんでいたことがきっかけでした。この時は、十分な対応ができませんでした。
その後約14年前にけいゆう病院へ就職し、外来・化学療法室の担当となりました。
ここでリンパ節郭清後のリンパ浮腫を知ることとなり、「なぜ片腕だけがむくむのだろう?何か助けになる事はないか?」と強く思うようになりました。
その後リンパ浮腫療法士の資格を得ることができ、ケアに携わることができました。
私は、患者さんへ「痛いことをさせたくない」という看護観があります。
ただでさえがんをはじめとする病気で辛い思いをされています。
一つでも辛い思いを減らすことはできないか、少しでもつらさが減れば闘病意欲が上がり生きる活力になるのではないかと考えています。
がん終末期での看護も同様です。
最初に獲得したのは、AEAJ認定アロマセラピストでした。
前述での施設でもアロマセラピストとして活動させて頂いていましたが、より多くの方へ携わりたいと思い転職しました。
そしてけいゆう病院でもアロマセラピーをがん患者さんへ提供させていただくこととなり、現在は患者さんの病状や希望に合わせながら、リンパ浮腫ケアとアロマセラピーを用いて看護ケアを行っています。
今後は患者さんの個別性に合わせ技術や指導を行い、新しい情報提供が必要となってきます。
まだまだ駆け出しで未熟なことが多く、日々勉強です。患者さんからの学びも多いです。
「リンパ浮腫外来」を任される責任感がありますが、それ以上に看護観を自由に発揮できることが非常に楽しいです。
吉沢さん、お忙しい中ご協力ありがとうございました。
吉沢さんの想いが伝わる素晴らしい文章をありがとうございました。
看護学生さんはもちろんのこと、患者さんにもぜひこのブログを見て頂きたい!と思いました。
次回も!お楽しみに!