看護部長ブログ

2020年度 日本看護協会長表彰を受賞しました。

 

こんにちは、看護部長の御船です。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今年度の日本看護協会通常総会は、新型コロナウイルス感染症拡大状況により、大幅に規模を縮小した開催になりました。

先日、表彰状と表彰記念バッチ、通常総会での配付資料並びにNursingNowキャンペーンのTシャッ、博多織の小物が届きました。有難うございます。ライフスタイルに合わせ看護職を継続してきて本当に良かったです。そして、出会った方々に深く感謝します。これからも、看護職に誇りを持ち職務を遂行出来るよう健康に注意して過ごします。

さて2020年は、看護の歴史を変えた「フローレンス・ナイチンゲール」(1820~1910)誕生200年と記念すべき年です。

平時ではない日常生活への転換を余儀なくされ、通常では経験できない日々を送り、これからは、COVID-19とともに生きていく「新しい生活様式」が求められるのでしょうか?

ナイチンゲールは「看護の覚え書」の感染予防策として、開け放した窓から新鮮な空気を取り入れること、部屋の清潔を保つこと、陽光を取り入れること、一つ屋根のもとに、多数の病人を密集させないこと.室温を下げないこと(寒がらせないこと),病院が本来の機能を発揮し、感染を防止するためには、病院の構造や立地条件を考慮することを述べています。 現代は、陰圧部屋、最新の医療機器などの設備もあり環境を整えることは出来ますが、感染症の患者が増加すれば医療崩壊に繋がるのは過去も現在も同じなのではないでしょうか。

私たち看護師は経験や年齢は違っても国家資格を取得した看護職です。患者さんを24時間チームで補完しながら看ている看護師には、観察習慣の大切さがあります。どんなに優しく献身的であっても正確な観察習慣が必要です。なにをどう見るのかという思考力を鍛える訓練が必要です。特に、急性期看護には欠かせないですね!

なりたい自分になるために!

是非 病気とはなにか?看護とはなにか?『看護の覚え書』に時折触れてみて下さい。