認定看護師・看護外来特集最終回!

こんにちは。看護部室です。

今回は、認定看護師・看護外来特集と致しまして、3名の認定看護師さんにお話しを伺いました。

当院では、たくさんのスペシャリストNSが活躍しています。

日々患者さんのためにと忙しく対応されているのを見ていると、今回も言わせてください。本当にかっこいい!!

記念すべき最終回は、皮膚排泄ケア認定看護師の取違さんです✨

 

皮膚排泄ケア認定看護師(WOC)
取違 恵子

皮膚・排泄ケア認定看護師は、褥瘡などの創傷(Wound)、ストーマ(Ostomy)と失禁(Continence)ケアなどの排泄管理および患者・家族の自己管理、セルフケア支援に関する専門の知識と技術を有する看護師のことです。

私は2013年7月に皮膚・排泄認定看護師の資格を取得し、2014年4月から褥瘡専従管理者としての活動を開始しました。

主に入院中の褥瘡発生を予防するために、褥瘡発生の危険因子の高い患者さん、褥瘡ハイリスクに該当する患者さんを対象に毎日WOCラウンドを行っています。

WOCラウンドを通して、褥瘡予防の基本となる体位変換や、頭側挙上に伴うずれを取り除くためのケア、傷を作らないための予防的なスキンケアについて、病棟スタッフとカンファレンスを行い、日々の看護実践につなげています。

創傷ケアは発生要因をアセスメントし、適切な対応を行うことが重要です。

そのため、褥瘡が発生してしまった場合は、多職種で構成される褥瘡対策チームのメンバーとともに、患者さんの問題解決に向けた話し合いと褥瘡回診を行います。

外来では主にストーマ造設後の患者さんを対象に、体型や生活の変化に応じたケアの提案、ストーマのトラブルやストーマ周囲の皮膚障害、抗癌剤投与中のオストメイトのサポートを行なっています。

最近では当院でストーマを造設し、在宅で生活をされている方のストーマの相談を、担当の訪問看護師さんから直接受ける機会も多くなってきました。

今後は、院内の褥瘡・ストーマケアの質の向上と、在宅での医療が進むこれから先を見据えて、在宅訪問へ向けて積極的に活動の幅を広げていきたいと考えています。

 

取違さん、お忙しい中ご協力ありがとうございました✨

今回は3名の認定看護師さんにお話しを伺いました。

ご協力頂いた皆さん、お忙しい中ありがとうございました。

次回もシリーズものを企画しておりますので、お楽しみに!!👨👶